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県産イチゴ、高単価 19年も維持、取扱量は減少

(2020/6/3 15:00)
JA静岡市の品評会。県産イチゴは昨年に次ぐ高単価を維持した=1月下旬、静岡市駿河区
JA静岡市の品評会。県産イチゴは昨年に次ぐ高単価を維持した=1月下旬、静岡市駿河区
静岡県産イチゴの出荷量と平均単価の推移(JA静岡経済連扱い)
静岡県産イチゴの出荷量と平均単価の推移(JA静岡経済連扱い)

 2019年シーズンの県内のイチゴ生産がおおむね終了した。JA静岡経済連がまとめた販売実績(5月中旬現在)によると、1キロ当たりの平均単価は前年同期比1%安(14円)の1370円。台風などの影響で全国的に供給が減少し、記録が残る1975年以降で2番目に高かった。
 単価が1300円以上となるのは3年連続。一方、取扱量は夏の猛暑や10月の台風被害などで、5%減の4471トンと平年よりやや少なかった。
 経済連によると、全国的な作付面積や生産者の減少で、市場に出回るイチゴは減少傾向。県内は夏場の天候不順で苗の生育が遅れた上、10月の台風19号では冠水などの被害を受けた。12月までの取扱量は前年を3割ほど下回ったが、年明け後に徐々に回復した。
 経済連によると、新型コロナウイルスの感染拡大で、飲食業などの業務需要は落ち込んだものの、消費者が家庭で過ごす「巣ごもり需要」による消費は堅調だったという。品種別の平均単価は、主力の「紅ほっぺ」が16円安の1362円、全体の1割強の「きらぴ香」は8円高の1460円。
 経済連の担当者は「紅ほっぺ、きらぴ香の品質と知名度をさらに高め、県産のイチゴを全国に売り込んでいきたい」と話す。

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