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中元商戦、ネットが舞台 百貨店「見直される機会」

(2020/6/2 14:00)
飛沫感染防止シートの設置など感染予防対策をとる中元商戦=1日午後、静岡市葵区の松坂屋静岡店
飛沫感染防止シートの設置など感染予防対策をとる中元商戦=1日午後、静岡市葵区の松坂屋静岡店

 静岡県内百貨店のトップを切って松坂屋静岡店(静岡市葵区)が1日、中元売り場を開設し、新型コロナウイルス禍での商戦が始まった。各店は「外出自粛傾向が続き、身近な人への贈答が増える」とみてネット販売を拡充。売り場でも商品サンプルの設置を取りやめるなど「3密」防止対策に力を入れる。
 松坂屋静岡店は恒例の従業員による「がんばろう三唱」のスタート式は中止。会場には商談スペースだけを設けて、ネット注文の増加に対応するコールセンターの人員を前年比で3割増やした。旅行の機会が減っているとみて、北海道や東北、九州地方などの人気食品も拡充。担当者は「ネット注文は4割増を目指す。自宅で楽しむ商品など中元の在り方が見直される機会」とみる。
 静岡伊勢丹(同区)は3日にギフトセンターを開設する。「コロナ禍で経済が厳しい時だからこそ地場産品を応援したい」(担当者)と、ウナギやメロンといった食材を集めた企画「うまいら静岡」の取り扱いを強化した。1200品目を配送無料にしてお得感も打ち出した。
 遠鉄百貨店(浜松市中区)は17日の売り場開設に先駆け、5月下旬からネットで先行販売を始めた。店頭での混み具合をホームページで配信するなど売り場の感染防止対策も徹底する。

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