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新卒採用選考、様変わり オンライン主流、始動前倒し

(2020/6/1 07:31)
静岡銀行がオンラインで始めた1次選考。学生に面接について説明する人事担当者=29日、静岡市内
静岡銀行がオンラインで始めた1次選考。学生に面接について説明する人事担当者=29日、静岡市内

 2021年3月卒業予定の学生に対する企業の採用選考が6月1日、解禁された。「6月面接解禁」の就活ルールは、経団連から政府主導に今回から移行した。新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインを活用した選考が進むなど、新卒選考は様変わりしている。
 静岡銀行は5月29日、学生4~6人の集団面接で行う1次選考をオンラインで始めた。例年、選考は6月以降だが、経団連ルールの廃止や採用の早期化、コロナ禍で不安を募らせる学生からの声を踏まえ、始動を前倒しした。ことしの面接は、最終選考以外はすべてウェブ上を予定。エントリー学生数は例年より1割ほど増えているという。
 新型コロナの状況をみながら選考日程を延期してきた企業もある。河合楽器製作所は6月から、対面での最終選考をスタートさせる。学生から質問を受け付ける場にテレビ電話などのオンラインを活用してきたが「最終面談は対面で実施しようとタイミングを見極めてきた」(人事課)という。
 新型コロナの影響が企業業績、採用計画にも及ぶ懸念も広がる。就職支援財団(静岡市葵区)が実施した3月時点の県内企業調査では「21年春採用計画数に変更はない」と77・5%が回答。一方で鈴木寿彦事務局長は「4月以降、状況は大きく変わり、計画見直しの動きも出始めている」と指摘する。

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