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駿河湾フェリー減便発表 1日2便、2019年度実績は過去最低

(2020/4/11 08:33)

 一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーは10日午後、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少を受け、清水港と土肥港を結ぶ駿河湾フェリーの運航を1日4便から2便に減便すると正式に発表した。2019年度の利用実績も公表し、08年度に現在の運航体制になって以来、利用実績が過去最低となったことを明らかにした。
 バスツアーなどの団体客のキャンセルは1月下旬に始まり、2月上旬から5月末までの間で7千人規模のキャンセルが出た。首都圏や県内での感染者増加に伴い、個人の利用客も減少。3月下旬までは1日の利用者数が100人を超えていたが、同月末から4月にかけては30~50人程度にとどまったという。
 旅客数と車両台数を合計した輸送人員は19年度、前年度の75・3%にとどまる12万9756人で、東日本大震災の影響を受けた11年度を下回って過去最低となった。同法人は昨年12月時点で1億円程度と見ていた赤字額について「さらに膨らむと見込んでいる」と説明した。
 8日に就任した同法人の滝浪勇代表理事は「(新型コロナウイルスの)事態収束の兆しが見えれば、伊豆半島の旅館が営業を再開するなどのシグナルが出てくる。感染拡大の状況を注視しながら判断したい」と話した。

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