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静岡県内、宿泊施設の休業・休館相次ぐ 新型コロナ

(2020/4/7 07:37)
6月末まで全館休館するホテルクラウンパレス浜松=6日午後、浜松市中区
6月末まで全館休館するホテルクラウンパレス浜松=6日午後、浜松市中区

 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で予約キャンセルが相次いでいることを受け、県内のホテル・旅館が休業したり、休館日を設置したりするケースが増えている。安倍晋三首相が6日、東京など7都府県を対象とした緊急事態宣言の発令の準備を表明する中、「対外的に積極利用を呼び掛けることもできない」と苦渋の声が上がる。
 熱海市のホテルニューアカオは同日までに23日までの臨時休館を決めた。従業員は9日まで自宅待機とし、その後は交代で出勤して施設のメンテナンスや少人数でコロナ対策などの社員研修を行う方針という。
 JR浜松駅前のホテルクラウンパレス浜松(浜松市中区)は6月末まで臨時休業とし、予約済みの宿泊客には近隣にある系列のグランドホテル浜松(同区)への変更を提案するなどして業務を集約する。
 業務効率化を図るため、営業日を絞り込むケースも相次ぐ。焼津市のホテルアンビア松風閣は9日から5月上旬までの計11日間、予約が入っていなかった平日を中心に計画休業する。担当者は「予約がない日に無理に営業するのではなく、計画的に休業して効率化を図りたい」とする。
 つま恋リゾート彩の郷(掛川市)も予約状況を見ながら随時休館日を導入し、ホテルラヴィエ川良(伊東市)は今月、平日に2日間の休館日を設け、5月も数日間休業する方針。
 休業に踏み切る施設の多くが、従業員を休ませながら雇用を維持する企業に支給される雇用調整助成金制度の活用を視野に入れる。県西部のホテル業関係者は「来館を呼び掛けると外出を促すことになってしまう。中途半端に経営するよりも助成金を活用して休業し終息後に備えたい」と話す。

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