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ウナギ稚魚漁獲、前年比3.4倍 静岡県内、今期前倒し終了

(2020/4/5 11:33)
シラスウナギの静岡県内漁獲量
シラスウナギの静岡県内漁獲量

 養殖に使うニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の今期(2019年12月~20年4月)の静岡県内漁獲量は1638キロで、過去2番目に少なかった前年漁期479キロの3・4倍に増えたことが4日までに、県水産資源課への取材で分かった。漁師から稚魚を仕入れて育てる県内養殖業者の池がいっぱいになり、今期漁は期限を1カ月以上前倒しして3月24日で終了した。
 豊漁を受け、1月下旬から異例となる約1カ月の休漁期間を設けたため、今期の実質的な漁期は2カ月以上短くなったが、水揚げは過去10年で最も多かった。漁の打ち切りは3年ぶり。
 浜松市天竜川しらす鰻採捕組合(同市南区)の村井良組合長は「15年ほど漁に従事しているが、これだけ捕れたのは初めて」と振り返った。今期の県内シラスウナギ取引価格は1キロ当たり100万円で始まり、2月下旬の漁再開後は30万円に下がった。
 水産庁によると、理由は分かっていないが、今期は全国的に豊漁になっている。ニホンウナギは絶滅が危惧され、15年漁期から国内養殖の稚魚池入れ量に上限が設けられている。

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