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サクラエビ漁師と加工業者、新型コロナ感染防止へガイドライン

(2020/4/4 12:00)
静岡県桜えび漁業組合が漁師らに指示した新型コロナウイルス感染防止策の文書。本人や家族が発熱などした場合は2週間の自宅待機など細心の注意がにじむ
静岡県桜えび漁業組合が漁師らに指示した新型コロナウイルス感染防止策の文書。本人や家族が発熱などした場合は2週間の自宅待機など細心の注意がにじむ

 5日に解禁予定の駿河湾産サクラエビの春漁について、サクラエビ漁師でつくる県桜えび漁業組合や、静岡県内のサクラエビ加工組合でつくる「県桜海老加工組合連合会」は3日までに、新型コロナウイルス感染防止策を決めた。関係者が近距離で水揚げや競りを行うため、防止策が必要と判断。発熱があった乗組員らの乗船見合わせと所属船の操業停止、仲買人への検温義務化など具体的な方策を導入する。
 県桜えび漁業組合は乗組員の健康と食品衛生の観点からガイドラインをまとめた。乗組員やその家族に発熱など感染が疑われる症状が出た場合、乗組員は2週間、漁に関わる作業や乗船を見合わせ自宅待機する。ウイルス感染が確認されたら、乗組員と所属船、操業でペアとなる船は2週間、出漁せず自宅待機することなども定めた。
 低温下で鮮度を保つため“密室”の荷さばき場で競りを行う仲買人もウイルス対策を講じる。県桜海老加工組合連合会は、競りが行われる荷さばき場に入場する際、仲買人に検温を義務化し、37・5度以上の発熱がある場合は入場を認めないとした。荷さばき場に入場できる人数を制限し、各社2人までとする。
 新型コロナウイルス感染拡大を受け、サクラエビ料理を提供する由比港漁協の直営店「浜のかきあげや」(静岡市清水区)は5月8日まで臨時休業、大井川港漁協も直営食堂「さくら」(焼津市)を4月中は営業自粛している。

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