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来春採用数「変えない」8割 静岡県内210社回答

(2020/4/2 21:33)
2021年春採用への新型コロナの影響
2021年春採用への新型コロナの影響

 就職支援財団(静岡市葵区)が2日までに発表した新型コロナウイルス感染拡大に伴う新卒採用への影響調査によると、2021年春採用に「影響がある」とした企業は72・8%だった。一方で、採用計画人数は「変えない」が77・5%を占め、新型コロナの影響を様子見しながら選考活動を継続している状況がうかがえた。
 調査は3月17~25日に県内企業398社に実施し、210社が回答した。感染拡大が21年春採用に「かなり影響がある」は25・0%、「やや影響がある」が47・8%。影響は県東部や宿泊観光のサービス業に多く、合同企業説明会の中止を受けた学生エントリー数の減少や、採用スケジュール変更などが主な影響内容に挙がった。
 今後の対応(複数回答)は「事態が落ち着くまで様子見」が40・7%で最多。「会社説明会回数の増加」は37・0%、「ウェブ説明会など新たな手法検討」34・1%と続き、採用活動に制約が多い中で新たな戦略を打つかどうかの対応は二極化した。
 採用予定人数の変更の有無は、8割ほどが「変えない」とした一方、「今後の状況による」が17・0%、「減らす予定」は2・2%が回答した。
 同財団の鈴木寿彦事務局長は「学生も企業も行動が大きく制約され、中小企業ほど学生に情報を届けにくい状況が続いている。大学、行政、経済団体が一体となって対策を講じる必要がある」と強調した。

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