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中長期戦略「信任得た」 東芝機械株主総会、TOB防衛策可決

(2020/3/28 08:10)
臨時株主総会後に記者会見する東芝機械の坂元繁友社長=27日午前、沼津市内
臨時株主総会後に記者会見する東芝機械の坂元繁友社長=27日午前、沼津市内

 旧村上ファンド系投資会社シティインデックスイレブンス(東京)の敵対的株式公開買い付け(TOB)を巡り、東芝機械は27日に沼津市内で開いた臨時株主総会で、買収防衛策の発動に関する議案を可決した。坂元繁友社長は終了後の記者会見で、中長期的な成長戦略に資金を投じる経営改革プランが「信任を得た」との認識を示し、「着実に実行していく」と意欲を見せた。
 シティ社側は防衛策発動の可決を受け、TOBを撤回する見通し。坂元社長はTOBは「短期的に多額の株主還元を引き出すことが目的だ」と指摘。総会では、シティ社が要求する株主還元の充実よりも、中長期的な成長によるリターンを重視する株主が賛成に回ったとみられる。
 東芝機械は2月4日、2023年度までの経営改革プランを公表。5年間で株主に150億円を配当するとともに、設備投資や構造改革に総額300億円を投じて中長期的な企業価値向上を図るとした。坂元社長は「今まで中期経営計画の達成度が低かったことは反省点だった」とし、プランで掲げた営業利益108億円、自己資本利益率(ROE)8・5%などの目標について“必達”を誓った。

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