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敵対的TOB、買収防衛策を可決 東芝機械が臨時株主総会

(2020/3/27 15:51)
東芝機械の臨時株主総会会場となったホテルに入る人ら=27日午前、沼津市内
東芝機械の臨時株主総会会場となったホテルに入る人ら=27日午前、沼津市内

 旧村上ファンド系投資会社シティインデックスイレブンス(東京)による敵対的な株式公開買い付け(TOB)を巡り、東芝機械の臨時株主総会が26日午前、沼津市内のホテルで開かれ、買収防衛策発動を賛成多数で可決した。ほかの株主に新株予約権を無償で割り当て、シティ社側の保有比率を下げる。
 総会には約100人の株主が集まった。東芝機械の坂元繁友社長は「(シティ社側は)TOB後の経営方針も一切示さず、キャッシュ獲得のみに関心があると見受けられる。対抗措置が必要だと判断した」と説明し、株主に防衛策への賛同を求めた。
 シティ社側は1月時点で東芝機械株の12・8%を保有し、TOBで最大43・8%まで高めることを目指す。東芝機械に対しては内部留保を原資とした株主還元を求めている。
 一方、東芝機械は株主への配当のほか、中長期的な企業価値向上に資金を投じる経営改革プランを策定。防衛策を打ち出し、TOBへの反対を表明している。シティ社側は防衛策発動が可決されれば、TOBを撤回する方針を示している。

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