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好評オンライン商談、農業版「テックビート」盛況 静岡

(2020/3/26 12:00)
ウェブ会議システムを使って商談に臨む参加者=25日午前、静岡市
ウェブ会議システムを使って商談に臨む参加者=25日午前、静岡市

 首都圏の情報通信技術(ICT)分野のスタートアップ企業と静岡県内農業者らをつなぐ商談会「テックビートシズオカ フォーアグリ」が25日、オンライン形式で開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い会場での開催を避け、ウェブ会議システムで個別商談を実施した。参加者はスマートフォンやパソコンを使い、作業効率化や経営改善に寄与する先端技術に触れた。
 県や静岡銀行などでつくる実行委員会が主催した。スタートアップ企業29社が参加し、野菜の自動収穫ロボットやスマホで水やりができるかん水制御システムなどを提案した。
 協業先を探す企業同士の商談も盛況だった。福祉施設や病院向けに給食を手掛けるウェルビーフードシステム(静岡市)は、農産物の仕入れの多様化や調理作業の効率化を求めて参加。川口尚宜専務は「新たなアイデアが生まれ、意義のある商談だった」と話した。
 多くのイベントが中止や延期に追い込まれる中、参加者からは「職場や自宅などどこからでもアクセスでき、費用も抑えられる」とオンライン開催を評価する声が聞かれた。川勝平太知事は「これからの時代を先取りする試みだ」と語った。
 静岡銀の中西勝則会長は「多彩な魅力のある本県農業を飛躍させるため、県内企業と首都圏スタートアップ企業との協業に向けた一歩になれば」と期待した。
 テックビートは県内経済活性化と新産業創出を目指し昨年7月に初開催した。今回は人工知能(AI)やICTの活用が期待される農業分野に焦点を当てた。

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