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戸田書店静岡本店、閉店へ 5月中旬にも

(2020/3/14 07:48)
5月中旬にも閉店の見通しとなった戸田書店静岡本店が入店する葵タワー=13日午後、静岡市葵区
5月中旬にも閉店の見通しとなった戸田書店静岡本店が入店する葵タワー=13日午後、静岡市葵区

 JR静岡駅前の再開発ビル「葵タワー」内の県内最大級の本屋「戸田書店静岡本店」が、5月中旬にも閉店することが、13日までの関係者への取材で分かった。戸田書店(静岡市清水区)が同日までに、店舗を売却する方針を固めた。インターネット通販などの普及で書籍の販売不振が続いたことが背景にあるとみられる。
 2002年に旧長崎屋静岡店ビルを戸田書店が取得、開業した店舗が前身。現店舗は紺屋町地区の再開発事業に伴い、10年4月の同ビルオープンとともに地下1階地上2階に入店、開業した。文芸書から専門書まで約60万冊をそろえ、県都の玄関口に立地する同ビルの看板店となっていた。
 閉店後、地元のデベロッパーに売却し、本店機能は江尻台店(同市清水区)に移す。
 10年ほど前から雑誌書籍を扱うコンビニエンスストアの出店加速で売り上げの減少が始まり、近年はネット通販のほか、電子書籍などの広がりも受けて販売の不振が加速していたという。
 同社の担当者は「書店業界の縮小が続いている。文具や雑貨販売、異業種との連携など生き残り策を模索してきたが、やむを得ないと苦渋の判断をした」としている。

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