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ミカン運搬ロボにお任せ、無人走行で省力化 県農林技研など公開

(2020/2/22 07:57)
果樹園用運搬補助ロボットの特性を紹介したデモンストレーション運転=21日午後、浜松市北区三ケ日町
果樹園用運搬補助ロボットの特性を紹介したデモンストレーション運転=21日午後、浜松市北区三ケ日町

 静岡県農林技術研究所は21日、スマート農業の一環として自動車部品開発「ソミック石川」(浜松市南区)と共同開発した「果樹園用運搬補助ロボット」のデモンストレーション運転を同市北区三ケ日町のミカン農園で実施した。
 センサーで作業者を感知して運搬を補助する追従走行や、GPS機能を使い指定した経路での無人走行が可能。タイヤ部分などにもさまざまな工夫を施し、傾斜地や悪路でも走行できる。重量で約200キロの運搬能力があり、農家の負担軽減や省力化につなげる。
 研究はJAみっかびが協力し、同組合員3人の農園で今春から実用化に向けた実証試験を行う。担当する組合員の鈴木達也さん(33)は「追従走行に驚いた。傾斜で倒れず実用性があり、農作業中の危険性も軽減できそう」と話した。
 同研究所農業ロボット・経営戦略科の山根俊上席研究員は「重労働がなくなれば農業の魅力も増し、質も向上する。生産者の声を聞き、技術支援に努めたい」と語った。

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