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静岡県荒茶、全国シェア縮小 19年生産量、2位鹿児島が迫る

(2020/2/21 07:28)
静岡、鹿児島両県の荒茶生産量推移
静岡、鹿児島両県の荒茶生産量推移

 農林水産省が20日発表した2019年茶の生産統計によると、静岡県の荒茶生産量は、前年比12%減の2万9500トンと1951年以降で初めて3万トンを割り込んだ。全国シェアは2ポイント低下して39%に縮小し、2番目に多い37%の鹿児島県に2ポイント差にまで迫られた。
 主産地11府県の生産量は6%減の7万6500トン。鹿児島は横ばいの2万8千トン、三重5%減の5910トン、宮崎8%減の3510トンと全国的に減産だった。
 茶期別でみると、本県は一番茶が13%減の1万1千トンと落ち込んだ。19年シーズンは春先の冷え込みと降雨不足で生育が抑えられた。相場もリーフ茶需要の低迷から過去最低水準で推移し、茶農家の生産意欲が高まらなかった。
 静岡県の年間摘採面積は5%減の3万800ヘクタール。生産者の高齢化、後継者不足から、減少が続いている。
 調査は昨年12月、11府県の荒茶工場743カ所を対象に行い、605工場から回答を得た(回答率81・4%)。
 JA静岡経済連のまとめによると、1キロ当たりの平均単価は一番茶が1864円(前年比4・2%安)、二番茶609円(同19・6%安)、四・秋冬番茶336円(同3・4%安)だった。

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