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米中摩擦、増税響く 静岡県内上場企業、大幅減益 4~12月期

(2020/2/18 08:23)
静岡県内上場企業の純利益増減率
静岡県内上場企業の純利益増減率
静岡県内上場企業の2019年4月~12月期決算
静岡県内上場企業の2019年4月~12月期決算

 静岡県内に本社や主要生産拠点を置く上場企業の2019年4~12月期決算が17日までに出そろい、最終的なもうけを示す純利益の合計は前年同期比27・7%減と大幅な減益だった。米中貿易摩擦の長期化に伴う海外経済の減速で製造業の業績が悪化。非製造業は増益を確保したが、消費増税などの影響で伸び率が大幅に鈍化した。
 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の影響は織り込まれていないため、通期の業績はさらに下振れする懸念がある。
 決算を発表した東証上場企業のうち、金融機関や国際会計基準採用企業を除く33社を集計した。売上高は4・7%減、経常利益は28・2%減で、前年同期比プラスだった18年からいずれもマイナスに転じた。
 製造業(22社)は純利益の合計が29・6%減だった。全体の7割超に当たる16社が減益か赤字になった。スズキは主力のインド市場の長期停滞などで8年ぶりの減収減益。小糸製作所は研究開発費の増加が重しとなり、ユニバンスは変速機用部品の販売減などで最終赤字になった。
 これまで堅調だった非製造業(11社)の業績にも陰りが見えてきた。純利益の合計は1・3%増で、前年の29・6%増と比べると伸び悩んだ。消費増税前の駆け込み需要の反動減が響いた企業もあった。

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