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個人消費引き下げ 2月、全体景気据え置き 日銀静岡支店

(2020/2/15 14:00)
日銀静岡支店 2月県内金融経済動向
日銀静岡支店 2月県内金融経済動向

 日銀静岡支店は14日発表した2月の県内金融経済動向で、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)や消費増税、天候不順の影響が出ている個人消費を「足元では弱めの動きとなっている」として、3年9カ月ぶりに引き下げた。全体の景気の基調判断は「緩やかな拡大に足踏み感がみられる」と3カ月連続で据え置いた。
 竹内淳支店長は新型肺炎について、感染拡大期には(1)中国の内需の落ち込み(2)中国における供給体制の混乱(3)中国人観光客減少―の「三つのルートで中国経済や周辺の国に下押しの圧力がかかる」と指摘した。
 個人消費のうち、新型肺炎でキャンセルが相次いでいる旅館・ホテル宿泊客数を3年5カ月ぶりに下方修正。暖冬で季節商品を中心に動きの弱い百貨店・スーパー売上高も8カ月ぶりに引き下げた。
 このほかの項目はいずれも従来判断を維持した。輸出は輸送用機械を中心に減少している。雇用・所得に関しては「製造業の求人が少し減っているが、全体としては引き続き人手不足感は強い」(竹内支店長)とした。
 金融面は、12月末の預金残高が前年同月比1・7%増の23兆2046億円、貸出残高は1・9%減の13兆6220億円。12月の貸出約定平均金利(ストックベース)は、地銀4行が前月比0・019ポイント低下の1・739%、信金が0・01ポイント低下の1・392%。

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