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藤枝市、高齢者の足確保へ 乗合タクシー実験開始

(2020/2/11 16:00)
スマートフォンから乗車予約し、乗合タクシーを利用する地元住民=藤枝市音羽町
スマートフォンから乗車予約し、乗合タクシーを利用する地元住民=藤枝市音羽町

 藤枝市などは10日、スマートフォンからの乗車予約に基づく乗合タクシーの実証実験を同市音羽町―市立総合病院間で開始した。高齢社会の生活の足を確保し、将来の自動運転を見据えた次世代交通の確立を目指す。
 モニターの地元住民はダウンロードした専用アプリで乗車予約し、タクシーが乗車場所に近づくとスマホへの通知で確認した。利用者はタクシーに乗り込み、病院へ向かった。モニターとして参加した藤枝第1自治会の田口敏一会長(69)は「音羽町は高齢者が多く、買い物や通院などで今後住民が困る状況も考えられる。移動手段を早くからしっかり検討しなければならない」と話した。
 実証実験は、トヨタやソフトバンクが共同出資し、次世代型移動サービスを提供する「モネ・テクノロジーズ」(東京都)、静鉄タクシー、藤枝ICTコンソーシアムが協力した。期間は28日までの平日。
 市は労働人口の減少に伴う運転手不足の問題改善につなげ、新たな公共交通を構築したい考え。検証結果を踏まえ、市は今後、通院だけでなく買い物支援なども含めた実証実験を市内全域で実施する予定。

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