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丹精の棚田米販売 静岡文化芸術大生、事業モデル探る

(2020/1/15 07:45)
販売を始める「久留女木 棚田の恵」をPRする引佐耕作隊の学生=10日、浜松市中区の静岡文化芸術大
販売を始める「久留女木 棚田の恵」をPRする引佐耕作隊の学生=10日、浜松市中区の静岡文化芸術大

 静岡文化芸術大(浜松市中区)の学生でつくる引佐耕作隊は20日から、同市北区引佐町の久留女木の棚田で栽培、収穫した米「久留女木 棚田の恵」を同大の生協などで販売する。
 販売は本年度で4年目。学生5人が昨年6月の田植えに始まり、除草などの管理作業や秋の稲刈りに取り組んだ。品種はもちもちした食感が特徴の「にこまる」。今季は獣害の影響で収穫量がやや減少したという。
 商品パッケージは5種類で、同大デザイン学部の卒業生が描いた。生物多様性を表すカエル、雨をためて洪水を緩和する調整機能、魅力的な景観など、棚田がもたらす幅広い恩恵が分かるデザインになっている。
 舩戸修一准教授が担当する地域連携演習の一環。棚田の一角にある耕作放棄地を活用して栽培した米を商品化し、棚田保全のビジネスモデルの確立を目指している。売上金は次年度の活動資金などに充てる。
 文化政策学部1年の鈴木義人さん(19)は「都市部の特に若い世代に食べてもらい、棚田の役割を知ってほしい」と話す。
 販売数量は473袋(300グラム入り)。税込み500円。米は同大で20日に開かれる「まちむらリレーション市民交流会議」の会場でも販売する。

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