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静岡中心街に分散型ホテル、点在空き店舗活用 CSAトラベル

(2019/12/4 07:32)
静岡中心街
静岡中心街

 観光開発のCSAトラベル(静岡市葵区、小島孝仁社長)と静岡市中央商店街連合会(久保耕介会長)は、中心市街地の複数の空き店舗を活用した「分散型ホテル」事業に乗り出す。点在する空き物件を客室としてリノベーション(既存物件の改修、再利用)し、宿泊客に商店街を散策してもらうことで地域活性化を図る。中小企業庁の補助事業採択を受け、2020年3月の開業を目指す。
 静岡市葵区の紺屋町や呉服町、鷹匠地区の繁華街にある空きテナント5カ所を改修。1カ所をチェックイン業務を担うフロント専用とし、他の4カ所に4~7人が宿泊できる客室を計7部屋整備する。1泊1室4万円台からの高い付加価値が体感できる高級客室とし、ビジネスホテルとの違いを出す。
 中小企業庁の「商店街活性化・観光消費創出事業」で支給される補助金約1億1600万円を生かす。県外や海外からのグループ旅行者の利用を促し、初年度は約9千組の利用、売上高約1億円を見込む。
 CSAトラベルが同市駿河区用宗地区で展開する古民家を活用した宿泊事業のノウハウを活用する。小島社長は「地方の商店街は魅力的な観光資源。街のビルに宿泊する『非日常』の提案で国内外から人を呼び込み、地域活性化につなげたい」と意気込む。
 久保会長は「2階以上の中層階は歩道に面した1階の物件に比べテナントが入りにくく対策が課題となっていた」と指摘。空き店舗解消策と観光資源化を両立させるチャレンジに期待した。

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