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志望校へ「置くとパス」 石にタコ描く 松崎高、地元企業組合

(2019/12/3 17:14)
受験の合格祈願が込められた「置くとパス」=11月下旬、松崎町
受験の合格祈願が込められた「置くとパス」=11月下旬、松崎町

 「第一志望校にパスできますように」―。松崎町の県立松崎高美術部と企業組合「であい村 蔵ら」がこのほど、小石にタコのイラストを描いた受験合格祈願グッズ「置くとパス」を共同で商品化した。タコの英語訳「オクトパス」と言葉を掛け合わせ、受験合格へ験を担ぐ。
 グッズを発案したのは町商工会観光部の浅井眞部会長(58)。少子過疎化が進む同町で、「未来を担う若者を応援したい」と思いを込めた。「置くとパス」は5年ほど前、仕事中にひらめいた語呂合わせで、地元の高校生と高齢者の居場所作り活動に取り組む同組合の協力を受け、商品化にこぎ着けた。
 タコのイラスト制作は高校生に依頼し、2年の鈴木碧さん(17)=西伊豆町=のイラストを採用した。鈴木さんは、受験生が勉強漬けで心が折れそうな時、気合が喚起されるようタコを強気の表情に仕立てハチマキを巻き付けたという。
 蔵らでは、青森千枝美代表(84)らが海岸から拾い集めた小石に、鈴木さんが描いたタコと満開の桜のイラストを貼り付けた。表面は工芸用の特殊液で加工し、漆塗りのような艶を出した。
 町商工会はデコパージュ加工を施した小石を「いづこいし」と呼び、松崎ブランドとして認定する。受験シーズンには「置くとパス」を町おこしに活用し、町内外に発信していく方針。
 合格祈願グッズ「置くとパス」は同町の伊那下神社で800円から販売している。

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