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静岡茶と清水港の歩み語る 静岡県立大粟倉特任助教が講演

(2019/11/8 09:17)
清水港と静岡茶の関わりを解説した粟倉大輔特任助教=7日午後、静岡市駿河区のグランシップ
清水港と静岡茶の関わりを解説した粟倉大輔特任助教=7日午後、静岡市駿河区のグランシップ

 世界お茶まつり秋の祭典が開かれている静岡市駿河区のグランシップで7日、静岡県立大グローバル地域センターが「世界をつなぐ静岡茶」をテーマにシンポジウムを開いた。同センターの粟倉大輔特任助教が「静岡茶の輸出と清水港の歩み」と題して講演した。
 粟倉特任助教は1906年から清水港で緑茶の輸出が伸長したと説明し、米国への直航船が寄港したことや鈴木与平、天野九右衛門ら船舶代理店業の存在を挙げた。「1920年代後半ごろまで、清水港の輸出はほぼ茶によって支えられていた」とも語った。
 2018年の統計では、清水港からの緑茶輸出量が全国トップだったものの、輸出額は名古屋港に次いで2位だったことも紹介。愛知県西尾市産の抹茶が名古屋港から輸出されていることに触れ、「煎茶に比べて抹茶の単価が高いからではないか」と解説した。
 茶貿易商社「ヘリヤ商会」(静岡市)の創業者の末裔(まつえい)らによる講演もあった。

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