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漁獲可能な親採取できず 県桜えび漁業組合、秋漁前に湾中部調査

(2019/10/20 07:17)

 23日に解禁予定の駿河湾産サクラエビの秋漁を前に、県内のサクラエビ漁師でつくる「県桜えび漁業組合」(実石正則組合長)は19日、漁場のサクラエビの体長組成を調べ操業の判断材料にする資源調査を駿河湾で実施した。調査した湾中部(戸田沖、土肥沖など)では魚群が確認できず、漁獲可能ラインと設定した35ミリ以上の親エビは採取できなかった。厳しい結果を受け、組合は20日以降も調査し、秋漁の操業方針を最終決定する。
 35ミリ以上の親エビは産卵を終えているため、漁獲しても資源量に影響はないと8日の船主会で決定。漁史上初めて、秋漁では湾内を湾奥(富士川沖など)、中部、南部(大井川沖など)に分け、それぞれ75%以上、50%以上、30%以上の親エビが確認できた場合のみ操業するとした自主規制策をまとめた。
 次回は海況不順で19日の調査を見送った南部などで行う予定。実石組合長は「秋漁は例年、大井川沖などの南部が中心。南部の調査に期待したい」と話した。
 同日の調査は由比港漁協(静岡市清水区)所属の6隻が約3時間実施し、サンプルとして採取した稚エビが入った小瓶計2個を持ち帰った。県水産技術研究所(焼津市)で組成状況などを分析する。

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