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輸出と生産引き下げ、全体判断は据え置き 日銀静岡支店9月動向

(2019/9/12 07:10)
日銀静岡支店 9月県内金融経済動向
日銀静岡支店 9月県内金融経済動向

 日銀静岡支店は11日発表した9月の県内金融経済動向で、全体の景気の基調判断を「緩やかな拡大を続けている」と6カ月連続で据え置いた。項目別では海外経済の減速を受けて輸出を5カ月ぶり、生産を2カ月ぶりに引き下げ、いずれも「弱含んでいる」との表現に変更した。
 竹内淳支店長は先行きについて「輸出や生産の弱さが、内需に波及してこないかというところが注目される」と指摘。米中貿易摩擦などに伴う海外経済の不確実性が、設備投資の足かせとなる可能性に懸念を示した。
 輸出の判断変更は、「実勢がじりじり下がってきている」(竹内支店長)点などを踏まえた。生産では自動車・同部品と電気機械、紙・パルプをそれぞれ下方修正した。電気機械は消費増税前の駆け込みもにらみ、メーカーが夏場に向けたエアコンなど白物家電の作り込みを例年以上に早い時期から活発化させてきたが、ここにきてやや鈍化している。
 個人消費は、7月の雨天日数が前年に比べ9日多かった影響で、百貨店・スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアが苦戦した。新車・登録販売台数は新型車の投入効果で持ち直している。
 金融面は、7月末の預金残高が前年同月比0・2%増の22兆8708億円、貸出金残高1・9%減の13兆5675億円。7月の貸出約定平均金利(ストックベース)は地銀4行が前月比0・019ポイント低下の1・794%、信金は0・005ポイント上昇の1・414%。

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