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五輪競技会場の放送、スマホに文字情報 ヤマハ、都内に整備へ

(2019/8/22 07:46)
スマートフォンに文字情報を表示する「サウンドUD」の実証実験=2018年11月、袋井市のエコパスタジアム
スマートフォンに文字情報を表示する「サウンドUD」の実証実験=2018年11月、袋井市のエコパスタジアム

 ヤマハは21日、2020年東京五輪・パラリンピックの会場になる東京都所有の12施設で、同社の音のユニバーサル化支援システム「サウンドUD」を利用できる環境を整備すると発表した。場内の放送アナウンスと連動した文字情報を観客のスマートフォンなどに多言語で表示するシステムで、外国人や障害がある人への案内に活用される。
 五輪・パラリンピックへの対応を進める都の業務委託を受けた。対象は東京体育館、東京スタジアム、有明テニスの森、東京辰巳国際水泳場など都内の施設。20年3月までに、各施設の音響設備とシステムが正常に連動する態勢を整え、大会後も恒常的に利用できるようにする。
 サウンドUDは、音声信号を捉えて文字情報に即時変換する独自技術を活用する。対応アプリを入れたスマホやタブレット端末があれば、インターネット環境がなくても使える。18年11月に袋井市のエコパスタジアムで実施した総務省の実証実験では、災害を想定した避難誘導での有用性を確かめた。
 これまでに空港、鉄道駅、商業施設などでも実証実験を重ね、17年10月には同社を中心に業界を横断するコンソーシアムを設立して普及を図っている。

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