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スルガ銀、増益確保 4~6月期、不良債権処理額が減少

(2019/8/15 07:35)

 スルガ銀行が14日発表した2019年4~6月期連結決算は、シェアハウス融資に関する不良債権処理額などの与信費用が減少し、経常利益は前年同期比31・6%増の62億2300万円、純利益は21・7%増の38億4700万円と増益を確保した。経常収益は個人ローンの実行額が16億円と前年同期の1割以下に激減し、貸出金残高が減少した影響などで、8・5%減の322億4100万円だった。
 不良債権処理額はシェアハウス関連融資の債務者区分を行った結果、単体の実質与信費用は37億4100万円減の64億6200万円。金融再生法ベースの不良債権額(単体)は今年3月末に比べて142億円増の3842億円。不良債権比率も1・32ポイント上昇の14・0%になった。
 単体の業務粗利益は前年同期比18・5%減の215億4200万円で、コア業務純益は29・8%減の99億6400万円だった。超低金利による貸し出し利ざやの縮小が減収の大きな要因となった。
 貸出金残高(期中平均)は12・3%減の2兆7820億円。ワンルームローンの債権の一部を証券化し、当座の手元資金を確保するため1080億円を流動化した。預金残高(期末残高)は3兆1418億円。4~6月の減少幅は238億円で、1~3月の630億円、18年10~12月の1873億円を下回り、預金の減少ペースは鈍化している。
 20年3月期の連結業績予想は据え置き、105億円の純利益を見込んでいる。

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