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AI活用交通サービス、今秋の実証実験へ向けシンポジウム 静岡

(2019/8/11 08:24)
静岡版MaaSについて討論したシンポジウム=10日午後、静岡市葵区
静岡版MaaSについて討論したシンポジウム=10日午後、静岡市葵区

 情報通信技術(ICT)などを活用した次世代交通サービスMaaS(マース)の導入を目指す地域コンソーシアム「静岡型MaaS基幹事業実証プロジェクト」は10月中旬から、静岡市葵区で人工知能(AI)を使って効率的に相乗りタクシーを配車、運行する実証実験に取り組む。10日、同区で開いたシンポジウムで発表した。
 10月15~12月5日の間、事前に登録した千人を対象に実施する。JR静岡駅から北におおむね20キロの区域が実証実験エリアで、県立こども病院や県立総合病院などが入る。
 目的地の異なる複数の利用者が、専用サイトを通じて乗降場所や時間を指定すると、AIが効率性などを踏まえて相乗りの組み合わせやルートを決める。
 実証実験の結果を基に具体的なサービスに向けた、料金や利便性を検証する。将来的には鉄道や路線バスまで含め、サイトで一括して経路検索、予約、運賃決済ができる交通サービス構築を目指す。
 シンポジウムでは田辺信宏静岡市長や今田智久静岡鉄道社長ら4人が、静岡の未来をテーマに討論。大橋弘静岡銀行常務執行役員は「実験を重ねてデータの蓄積や共有が重要になる」と強調。今田社長は「多様で柔軟な移動サービスの構築が必要な時代。官民連携で進めたい」と述べた。

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