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ヤマハ発、業績下方修正 19年12月期、米中摩擦が影響

(2019/8/9 08:09)

 ヤマハ発動機は8日、2019年12月期通期連結業績予想を下方修正し、売上高が期初予想比1・8%減の1兆6700億円、営業利益が6・0%減の1250億円になる見通しを発表した。米中貿易摩擦に伴う設備投資減で産業用ロボットなどロボティクス事業の不振が継続し、一部新興国での二輪車販売減の影響も見込んだ。
 経常利益は7・4%減の1250億円、純利益は5・9%減の800億円にそれぞれ修正した。
 19年下期(7~12月)のロボティクス事業は営業利益ベースで53億円の減益を想定。上期(1~6月)は産業用ロボット、半導体表面実装機の販売が中国を中心に国内外で減少した。二輪車事業では、他社との競争激化でベトナムの上期の出荷台数が前年同期比23%減、台湾は32%減と苦戦。環境規制対応の新モデルを投入する先進国市場などで盛り返しを図る。
 同日発表した19年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比0・5%増の8559億円、営業利益が16・1%減の690億円、経常利益は11・5%減の702億円、純利益は8・4%減の522億円。船外機などマリン事業は好調だった。
 日高祥博社長は、ロボティクス事業の今後を「長期的に見れば、自動運転や超高速通信の5Gなどに対応した設備需要がどこかの時点で必ず出てくる」と見据え、21年12月期までの中期経営計画で掲げた収益目標は変更しない考えを示した。

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