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静岡ホビーショー「招待日、来年以降も」 主催団体・田宮理事長

(2019/5/8 12:35)
会見する田宮理事長(前列左から3人目)ら=静岡市駿河区のツインメッセ静岡
会見する田宮理事長(前列左から3人目)ら=静岡市駿河区のツインメッセ静岡

 第58回静岡ホビーショーがツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開幕した8日午前、主催する静岡模型教材協同組合は同所のゲストルームで記者会見を開いた。組合の田宮俊作理事長は新設した「小中高校生招待日」について「子どもたちにプラモデルを発見してもらう意義のある日になった」と語り、2020年以降も継続する意向を示した。会見には青島文化教材社の青嶋典生会長、青嶋大輔社長、日本ラジコン模型工業会の鈴木明久会長、ハセガワの長谷川勝人社長、バンダイスピリッツホビー事業部デピュティゼネラルマネジャーの筒井慶剛氏が出席した。
 >アットエス 静岡ホビーショー特集(写真速報)
 主な質疑応答は次の通り。
 ―招待日の意義は
 田宮理事長「日本はものづくりの教育が東南アジアで遅れている。今の子どもたちは説明図を見てプラモデルを作れないことを知って愕然とした。自ら作って動かす楽しみを伝えていきたい。来場した子供たちはみな非常に喜んで興奮している。今日はプラモデルを再発見してもらう、大きな日」
 鈴木明久会長「招待日を通じて教育の場に入り込めないかとの思いがある。静岡にとどまらず、全国に広めていければ」

 ―会場のメーカー各社の社員たちも非常に楽しそうに子どもたちと接している。会場をみて、どう感じたか
 田宮理事長「うれしい。子どもたちは大変興奮している。県が号令を掛けてくれたことが大きい。我々だけでは実現できなかった。プラモデルを今日初めて作るという子どもが半分以上いるのではないか」
 青嶋会長「子どもたちはしゃぎながら入場していた。本当にやってよかったと感じている」
 長谷川社長「模型教室には何十人も並んで、皆集中して作っている。子どもの本質は変わっていないと感じた」
 筒井氏「逆に子供たちにパワーをもらっている。現場に立っている皆も明日からの活力になる。こういう機会をつくってもらったことに感謝している」

 ―模型市場をどうみているか
 田宮理事長「国内市場は決して活発ではない。ドイツは低迷し、ユーロ圏より東南アジアの市場の方が大きい。ドイツのシュピールヴァーレンメッセのショーには52年連続して出展していたが来年から(出展しないことを)考える。一般公開はなく、入場料は高い。人も増えてない。ドイツまで行かなくても今は東南アジアが良い」
 長谷川社長「滞在費や出展経費の負担が大きく、シュピールヴァーレンメッセの展示は来年からやめることにした」

 ―教材を意識した商品は増えてくるのか
 青嶋会長「学習指導要領が変わり、ITを念頭に置いた教材を提供するメーカーもあると思うが、手先を動かして自分でものを作り上げる創造的な力を養う商品の開発もできるだけ手掛けている」

 

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