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1000万円の赤字計上 由比港漁協、サクラエビ不漁のあおり

(2019/3/23 08:28)

 駿河湾のサクラエビ漁船約80隻が所属する由比港漁協(宮原淳一組合長)は22日、静岡市清水区で通常総会を開き、約1000万円の赤字を計上した2018年度の事業報告を了承した。
 17年度は約1400万円の黒字だったが、本年度は収益の8割以上を占めるサクラエビ漁で、春漁から不漁が深刻化。秋漁は史上初の全面休漁となった。このあおりを受け、サクラエビの販売手数料などの販売事業や、直売所、直営店の「浜のかきあげや」といった購買事業などで減収となった。
 総会では約2400万円の赤字を見込んだ収支計画を含む19年度事業計画も併せて承認した。19年度の収支計画では、今後もサクラエビの水揚げが不透明な状況が続くと判断し、販売や購買事業の減収を見込んだ。
 宮原組合長は「サクラエビは主な漁協収益。資源回復に全力で協力したい」と述べた。
 また、大井川港漁協(村松清幸組合長)も同日までに焼津市内で通常総会を開き、約2700万円の赤字を計上した本年度事業報告を了承した。同漁協によると、赤字の主な内訳は昨年5月にオープンした直営食堂「さくら」の建設費用が約2千万円、サクラエビ不漁による減益が約600万円という。

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