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常葉大富士跡地、スポーツ交流拠点に活用 3者が覚書締結

(2019/1/17 07:54)
常葉大富士の跡地活用に関する覚書を取り交わす(左から)庄司清和会長、小長井義正市長、木宮健二理事長=16日午後、富士市役所
常葉大富士の跡地活用に関する覚書を取り交わす(左から)庄司清和会長、小長井義正市長、木宮健二理事長=16日午後、富士市役所

 富士市と学校法人常葉大学(静岡市駿河区)、リゾート施設を手掛ける時之栖(御殿場市)は16日、富士市大淵の常葉大富士跡地活用に関する覚書を市役所で締結した。時之栖は約10億円を投資し、跡地にスポーツの交流拠点となるホテルを開業する方針。年内のオープンを目指す。
 覚書は、大学側が校舎などの建築物を時之栖に譲渡し、市が土地を貸し付けると明記。時之栖が事業内容を事前に市と協議することも定めた。小長井義正市長と常葉大学の木宮健二理事長、時之栖の庄司清和会長が署名を交わした。
 ホテルは教室や研究室をリニューアルして宿泊部屋に充てる。教室は学生や選手が合宿で使う大部屋に、研究室は監督、コーチらの個室に改装する。市民も利用可能なレストランを備え、地ビール醸造設備を併設する。
 合宿誘致は御殿場、裾野両市内の施設などで実績のあるサッカーに加え、室内スポーツなど幅広い競技を受け入れる計画。水泳場や陸上競技場、野球場などが一帯に集積していることを踏まえ、将来的には世界的に有名な米国のスポーツトレーニング施設「IMGアカデミー」をモデルとした「日本版IMG」も構想する。
 時之栖は富士山周辺地域で展開する事業のコンセプトに「マウント富士スポーツワールド」を掲げている。常葉大富士跡地の施設はその中核に位置付ける考え。庄司会長は「これまでのノウハウを生かし、立派な施設を運営したい」と語った。
 小長井市長は「スポーツのメッカとして全国に発信できる」と期待を寄せた。木宮理事長は「スムーズな形で契約につながることを願う」と述べた。

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