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スズキ浜松工場を稼働 二輪車拠点、生産効率化へ

(2018/9/28 07:33)
スズキの国内二輪車生産拠点となる浜松工場=浜松市北区都田町
スズキの国内二輪車生産拠点となる浜松工場=浜松市北区都田町

 スズキは27日までに、二輪車の国内生産拠点として整備していた浜松市北区都田町の浜松工場を稼働し、量産を開始した。7月末で生産を終了した豊川工場(愛知県豊川市)の二輪車組立と高塚工場(浜松市南区)の二輪車エンジンのほか、二輪車の設計・開発を行う二輪技術センター(磐田市)の機能を集約。設計から製造までを一貫して行うことで生産効率の向上を図り、赤字体質が続いていた二輪車事業の改善を目指す。
 同社は8月から、豊川、高塚の両工場の一部設備を浜松工場に移管し、稼働準備を進めてきた。浜松工場の生産部門には従業員約600人が勤務し、北米や欧州など輸出向けの大型二輪車、国内向けのオートバイの生産などを行う。
 同社の二輪車事業はリーマン・ショックの影響を受けた2009年3月期連結決算で64億円の赤字に転落した後は、1億500万円の黒字を出した14年3月期以外は赤字を続けてきた。16年にマレーシアの二輪車組立工場を閉鎖するなどして生産の効率化を推進し、18年3月期では4期ぶりに黒字化して回復の兆しを見せている。
 同社は地震・津波対策や国内二輪車生産量の減少などに伴い、各地に分散している二輪車事業を集約する方針を示していた。浜松工場は南側の二輪工場(計6・45ヘクタール)と北側の二輪・四輪部品工場(計2・1ヘクタール)で構成。北側の部品工場はすでに稼働し、二輪技術センターも豊川、高塚の両工場に先駆けて移管が進んでいた。

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