富士山、いろんなところに 富士・かぐや姫ミュージアム、新収蔵コレクションを紹介

 富士市の富士山かぐや姫ミュージアムで「新収蔵品 富士山コレクション展」が開かれている。広島市の武田弘さんが昨年秋に同館に寄贈した「富士山グッズ」のごく一部を展示している。陶磁器や絵画、欄間や民芸品まで、さまざまな場所に登場する「富士山」の姿に来場者らが見入っている。

富士山柄が入ったかき氷機など、武田さんが集めた民芸品の展示会=富士市の富士山かぐや姫ミュージアム
富士山柄が入ったかき氷機など、武田さんが集めた民芸品の展示会=富士市の富士山かぐや姫ミュージアム

 三島市内で大学生活を過ごした武田さんは熱海で「一富士二鷹三茄子」の陶磁器に出合い、「富士山」収集を始めた。武田さんが60年以上の歳月を掛けて集めた数千点のコレクションは富士市内の知人の縁で富士山の名の付く同館に寄贈された。現在、学芸員が膨大な収集品の整理作業を進めている。
 今回の展示は、整理が済んだ112点を公開した。富士山の文様の九谷焼の皿や、火鉢などの陶磁器、絵画に加え、富士山や松林の彫刻が施された江戸時代の手鏡、欄間など生活用品なども並ぶ。
 昭和前期の手動のかき氷機や国勢調査記念メダル、空き缶、1953年(昭和28年)の富士表口山中休泊所組合の富士山登山休憩券など、全国で愛される富士山が垣間見える。

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