不滅のヒット「鬼滅の刃」最終巻発売 静岡県内書店に列

 社会現象を巻き起こした吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さん作の人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の最終巻となる23巻が4日、発売日を迎えた。静岡県内でも午前から、新刊を手に入れようと熱心なファンが書店に詰め掛けた。

「鬼滅の刃」最終23巻が発売され、購入の列に並ぶ来店者=4日午前、静岡市葵区の谷島屋パルシェ店
「鬼滅の刃」最終23巻が発売され、購入の列に並ぶ来店者=4日午前、静岡市葵区の谷島屋パルシェ店

 版元の集英社によると、23巻は初版395万部を発行し、1巻からの累計発行部数(電子版を含む)が1億2千万部を突破した。10月から公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」も大ヒットし、単行本の売れ行きを伸ばす要因となっている。
 静岡市葵区の谷島屋パルシェ店は、通常版とフィギュア4体が付いた特装版を平積みし、各巻1人1冊の購入制限を設けた。午前10時の開店直後から、レジに約20人が並ぶ状態が続いた。同店では100冊以上入荷した特装版の約半分が予約で埋まったという。
 八木理充店長は「映画公開の1週間後から売り上げが急増した。朝からこんなに並ぶのは珍しい」と驚いた表情をみせた。購入直後、近くのベンチで読む人も。「1週間前に『書店で買えないかも』との報道を見て、休日だった発売日に買いに来た」という吉田町の会社員(27)は「連載開始時から好きだったが、こんなに人気が出るとは。青年誌のような暗さがあるのが、大人も読む理由なのかもしれない」と話した。
 この日、全国紙5紙は朝刊に記念広告を4ページずつ掲載。吾峠さんは「応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます」とコメントを寄せた。

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