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森谷さん、連載書籍化 静岡新聞朝刊「ジャポニスムふたたび」

(2020/11/25 13:44)
静岡新聞に連載の「ジャポニスム ふたたび」を書籍化した森谷さん。日本の四季を情景豊かに描いた作品が彩りを添える=静岡市駿河区
静岡新聞に連載の「ジャポニスム ふたたび」を書籍化した森谷さん。日本の四季を情景豊かに描いた作品が彩りを添える=静岡市駿河区

 静岡市駿河区の日本画家森谷明子さん(51)が静岡新聞朝刊文化・芸術欄に執筆してきた連載「ジャポニスム ふたたび」を再編し、書籍化した。「薄らいでいく日本の伝統文化や価値観について、再び関心を深めてもらう機会になれば」と期待を寄せる。
 連載は2014年に開始し現在も続く。19世紀後半に西洋で流行した「ジャポニスム」を手掛かりに日本の芸術、文化について月1回、画家の視点から紹介している。
 当時、注目されたのは色や形の美しさ、浮世絵のデフォルメなど目に見える表現手法と説く。「その根底には、縄文時代から自然と深く結び付き、受け継がれてきた日本人の心があるのでは」と画家の嗅覚で切り込んできた。
 連載も50回を超え、「1冊にまとめたらという声を多くいただいた」。西洋絵画に与えた影響を解説するほか、「歌心」「品」の章では日本の言霊(ことだま)精神、和歌など幅広く考察した。
 「日本には異なるものを否定せず、平和的に調和させていく文化がある。『和』って何だろうと考えてもらえたら」。自ら描いた寺社の奉納作品や絵本の挿絵とともに伝える。
 「ジャポニスム ふたたび」(牧羊舎刊)はA5判、税込み1650円。

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