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本質探究の全40編完成 しずおか連詩の会、裾野で15日発表会

(2020/11/15 09:20)
3日間かけて全40編を完成させた「しずおか連詩の会」の参加者=14日午後、裾野市の市民文化センター
3日間かけて全40編を完成させた「しずおか連詩の会」の参加者=14日午後、裾野市の市民文化センター

 「2020年しずおか連詩の会」(静岡県文化財団、県主催、静岡新聞社・静岡放送共催)は14日、裾野市の市民文化センターで3日目の創作が行われ、全40編「『天女の雪蹴り』の巻」を完成させた。創始者大岡信さんが晩年を過ごした地で連詩の本質を探究した作品を朗読、解説する発表会は15日午後2時から同センターで開く。
 13日は三浦雅士さんと長谷川櫂さんがオンラインで参加。最終日の14日に初めて野村喜和夫さん、三浦さん、長谷川さん、巻上公一さん、マーサ・ナカムラさんの全員が顔を合わせ、前日までの27編に続き五行詩、三行詩を交互に連ねた。
 最終の第40編は三浦さんが三行詩「動いていないように見えた雲が/じつはゆっくり動いていることに気づいた/地球は回る 風が吹く いまも」で締めくくった。「信さんの著作『彩耳記』の冒頭を引用し、身体感覚を出したかった」と語った。
 さばき手の野村さんは「多ジャンルから詩人を集め、例外的な環境で創作する今年は当初展開が予見できなかった。詩人の多様性を保ちつつ、地理や旅、生と死など複数の流れが交錯する連詩を巻けたことがうれしい」と3日間を振り返った。

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