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30年来の夢かなう 浜松の朗読家・北島さん、絵本を出版

(2020/10/23 09:50)
絵本のお気に入りのページを開く北島さん=浜松市中区
絵本のお気に入りのページを開く北島さん=浜松市中区

 浜松市西区の絵本作家・朗読家の北島多江子さん(48)がコンテスト「第4回絵本出版賞」(同実行委員会主催)で最優秀賞を獲得し、23日に受賞作品の絵本が全国の書店で発売される。自著出版は高校生の時からの夢。初の受賞に「諦めないで良かった」と喜びをかみしめる。
 作品名は『大みそかに、じかんがじゃんけん大会?』。年越しに向けて、時計の中の時間たちがカウントダウンの主役となる「1の時間」をめぐってじゃんけん大会を繰り広げる物語。擬音などを多く交え、子どもたちが一緒に声を上げながら数字を学ぶことができる。時間を擬人化する発想などが評価され、コンテストのストーリー部門で最高賞を受け、出版が決まった。
 パステルアートの講師資格を生かし、擬人化した数字のイラストも北島さんが担当した。「8」は相撲取り、「3」は双子のきょうだいに見立てるなど、子どもたちが楽しめる工夫を凝らした。
 高校生の頃、福祉施設のボランティアで読み聞かせをして喜ばれた経験から、「自分で考えた話でもっと楽しんでもらいたい」という思いが芽生えた。在学中に童話の通信講座を受講し、卒業後は仕事や子育てをしながら絵本の公募に挑戦し続けてきたという。
 完成した絵本を手に「何度も落選を経験してきたので、信じられない」と北島さん。「カウントダウンのわくわくする瞬間を取り上げた絵本。楽しくページをめくってほしい」と声を弾ませた。

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