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新発見の絵図は「最古の浜松城」 市が調査結果発表

(2020/10/14 08:40)
17世紀前半から中頃の浜松城の姿を描いた可能性が高いとされる新発見の絵図
17世紀前半から中頃の浜松城の姿を描いた可能性が高いとされる新発見の絵図

 浜松市は13日、浜松城の築城450周年に合わせて実施している史料収集で新たに見つかった絵図について調査した結果、これまでに確認されている絵図に描かれた浜松城としては最も古い、17世紀前半から中頃の姿を表している可能性が高いと発表した。
 絵図の題名は「遠州浜松城図」で縦63センチ、横69センチ。美濃紙に岩絵の具で描かれ、保存状態は良好という。江戸時代に、原図(未発見)を描き写したとみられる。市が、歴史資料コレクターの男性の遺族から3月に寄贈を受けた。
 調査では、絵図が城内の建物や門などを瓦ぶきとこけらぶきで描き分けていることに着目。市は、浜松城は江戸時代初頭の瓦の出土が少ないが、当時は絵図のようにこけらぶきの建造物が多かったとすれば説明がつくとしている。他の絵図にはない2棟の櫓(やぐら)も描かれていた。
 同日、市役所で記者会見した市文化財課の鈴木一有課長は「より詳細に、江戸時代の浜松城の古い姿を知ることができる」などと評価した。
 絵図は17日から、市博物館(同市中区)の特別展「浜松城-築城から現代へ」(静岡新聞社・静岡放送後援)で展示する。

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