古代の窯跡発見 湖西市で27日説明会 貴重な実物見て
湖西市は27日、同市新居町の工事現場で見つかった7世紀ごろの窯跡の見学説明会を開く。24日午後5時まで参加者を募集している。
今回見学できる窯跡は2基で、浜名湖西岸土地区画整理事業に伴う発掘調査で発見された。土器を焼いた後に灰を捨てた「灰原」も確認できるという。
同市は古墳時代から鎌倉時代にかけて焼き物の生産が盛んな地域だったとされる。窯跡の報告書は残すが、現物は今後の工事でなくなってしまうという。市スポーツ・文化課の担当者は「保存状態がいい窯跡。現物を見られるのは今だけなので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。
見学説明会は午前9時~10時半と午前11時半~午後1時の2回。対象は中学生以上で、市外在住者も可。定員は各回50人。参加者はマスク着用。新居鉄工団地西側の工事現場駐車場に集合する。
申し込みは同課<電053(576)1140>へ。