障害者アート展示拡充 静岡県庁、貸し出し事業PR

 静岡県は、障害者アートを企業などに貸し出す事業「まちじゅうアート」PRのため、県庁内の絵画展示に力を入れている。昨年度は西館と東館の計5カ所だった展示場所を本年度から計8カ所に増やした。今月中には西館の全階に行き渡る予定。

拡大したスペースに並ぶ障害者の絵画=県庁
拡大したスペースに並ぶ障害者の絵画=県庁

 西館2階の本館連絡通路手前の展示スペースを拡大し、作品を新たに2点設置した。富士宮市のNPO法人EPO(エポ)の利用者が描いたブタや植物などの作品や、三島市のNPO法人エシカファームの利用者が模造紙に数式を所狭しと描いた作品などが並ぶ。
 県文化政策課によると、企業などによるレンタルは随時募集中という。問い合わせなどはホームページ< http://machiju.art >へ。
 

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