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富士山の湧水 多角的に紹介 世界遺産センター企画展 富士宮

(2020/8/9 11:26)
地形模型には溶岩流や湧水の分布図が映写されている=富士宮市の県富士山世界遺産センター
地形模型には溶岩流や湧水の分布図が映写されている=富士宮市の県富士山世界遺産センター

 富士宮市の県富士山世界遺産センターで8日、企画展「富士山の湧水―その道のりと歴史」が始まった。「富士山の自然科学」をテーマにした初の企画で山麓住民にとっても身近な富士山の湧水のメカニズムに迫る内容。10月4日まで。
 企画展は地質調査総合センター(茨城県)や静岡県環境衛生科学研究所との共催。地形地質との関係や火山の視点から見た湧水、地下水・湧水研究の最新成果についてなど多角的に紹介した。「富士山頂の水たまりは何か」「白糸の滝に流れる水は本当に富士山の地下水か」といった気になるポイントも掘り下げて解説している。
 地形模型に溶岩流や湧水の分布図を映写するプロジェクションマッピングも合わせて公開した。溶岩流の末端など地形勾配が変化する箇所に湧水が点在していることが分かる。
 開催期間中、各分野の研究者を招いたイベントも計画。直近では8月21日に「富士山研究の最前線」と題したサイエンスレクチャーを予定している。担当研究員の小林淳教授によるフロアガイドも8月22日、9月6日など随時実施していく。

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