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挑戦者の一力 連勝 羽根のミス逃さず 静岡新聞社碁聖戦

(2020/8/4 11:01)
囲碁の第45期碁聖戦第2局で羽根直樹碁聖(左)に連勝し、対局を振り返る一力遼八段=3日午後、名古屋市の日本棋院中部総本部
囲碁の第45期碁聖戦第2局で羽根直樹碁聖(左)に連勝し、対局を振り返る一力遼八段=3日午後、名古屋市の日本棋院中部総本部

 囲碁の羽根直樹碁聖(43)に一力遼八段(23)が挑戦している第45期碁聖戦(静岡新聞社主催)5番勝負の第2局は3日、名古屋市の日本棋院中部総本部で打たれ、午後6時39分、181手で一力八段が黒番中押し勝ちし、2連勝で初の七大タイトル獲得にあと1勝と迫った。
 終盤、羽根碁聖にミスが出た隙を逃さず、一力八段が勝利をつかんだ。
 持ち時間各4時間のうち、残りは共に1分。
 第3局は14日、東京都千代田区の日本棋院本院で行われる。

 【経過】黒番の一力が二連星に構え、白番の羽根は二隅に小目を占める立ち上がり。左下隅から戦いが始まり、黒が下辺の白数子を取る。代わりに白は左辺に地を増やし、一段落した。
 続いて黒は左上隅に転じて大きな地を作り、白は勢力を築いて中央の黒を攻める。羽根の攻めと一力のサバキという展開から戦いは全局に広がり、お互いに根拠の不安定な石が入り乱れる大激戦となった。
 戦いの結果、白は中央の黒一団と上辺の数子を取って地を増やした。その間に黒は右辺に力を注ぎ、焦点は右辺に移る。
 黒は白を攻めながら右辺と下辺に地を固め、白も右辺に根拠を作ってヨセ勝負に。その直後、右上隅のヨセで、羽根にミスが出る。一力はその隙を逃さずリードを奪い、勝ちを決めた。

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