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島田の旧桜井家住宅主屋、登録有形文化財に 国審議会答申 

(2020/7/18 12:00)
2階まで続く瓦の大屋根が特徴の旧桜井家住宅主屋=島田市河原
2階まで続く瓦の大屋根が特徴の旧桜井家住宅主屋=島田市河原

 文化審議会は17日、登録有形文化財に島田市の「旧桜井家住宅主屋」など29都府県の建造物196件を答申した。
 今回の答申で登録有形文化財(建造物)の登録数は全国1万2881件、県内では269件となる。
 
 ■瓦の大屋根 豪壮な邸宅
 旧東海道沿い、島田宿大井川川越遺跡の復元建物が並ぶエリアに位置する旧桜井家住宅主屋は1899年築。桜井家は代々造り酒屋として栄え、明治以降は地主として財をなした。
 木造寄棟造り、当時は珍しい一部2階建ての豪壮な邸宅で、玄関から2階までふき上げられた瓦の大屋根が特徴。玄関からの土間沿いに2列7室が広がり、座敷棟を接続する。2階は落ち着きのある数寄屋風で、茶室として使用し客人をもてなしたという。
 手焼きのガラスや専用の釣瓶井戸が残り、中庭には樹齢300年といわれるマキの木が立つ。1996年に市が取得し、敷地内に整備した展示室とともに市博物館分館として活用している。

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