都内で県伝統工芸品紹介 職人の織物や漆器250点、9日まで

 静岡県内の伝統工芸品を紹介する特別展(県郷土工芸品振興会主催)が東京・赤坂の伝統工芸青山スクエアで9日まで開かれている。職人が手掛けた焼き物、織物、漆器など10種約250点を展示、即売している。

静岡県の伝統工芸品が並ぶ展示会=東京・赤坂の伝統工芸青山スクエア
静岡県の伝統工芸品が並ぶ展示会=東京・赤坂の伝統工芸青山スクエア

 駿河竹千筋細工の夏らしい手提げバッグや風鈴、お茶で染めた駿河和染の布マスク、東京五輪の公式ライセンス商品となっている浜松注染そめの手拭いなど、多彩な作品が並んだ。
 会場は全国各地の伝統工芸品が集まる常設展示販売施設で、本県の特別展は2014年から毎年開催している。今年は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言に伴い、本来開催を予定していた時期を後ろに約1カ月ずらして開催した。例年実施している職人による制作実演は見送った。

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