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オンライン遠隔合奏サービス無料公開 ヤマハ、音の遅れ最小限に

(2020/6/30 08:13)
オンライン遠隔合奏サービス「シンクルーム」の専用アプリケーション画面を示すヤマハの担当社員=浜松市中区
オンライン遠隔合奏サービス「シンクルーム」の専用アプリケーション画面を示すヤマハの担当社員=浜松市中区

 ヤマハは29日、オンライン遠隔合奏サービス「SYNCROOM(シンクルーム)」の無料公開を開始した。これまでの「NETDUETTO(ネットデュエット)β2」の正式版で録音など新機能を追加し、スマートフォン(アンドロイド)版も同時公開。自宅など離れた場所にいる演奏愛好家がネット上の最大5拠点でつながり、新しい形のセッションを楽しめる。
 アプリをパソコンなどにダウンロードしてアカウント登録をすれば、家庭用の光回線などを介してオーディオデータを送受信できる。独自技術で端末間のデータを最短でつなぎ、遅延幅を0・02~0・03秒と極小化した。新機能には、テンポを合わせるためのメトロノーム機能や残響効果を加工できるリバーブ機能も拡充した。
 スマホ版は第5世代(5G)移動通信システムでの利用を想定。無線回線下での提供も始めて通信環境を検証することで、さらなる性能向上につなげる。
 ネットデュエットの提供開始は2011年で、現在までの国内ダウンロード数は数十万件に上り、コロナ禍ではアクセスが30倍以上に急増。ヤマハCE企画グループの担当者は「スタジオやホールに集まれない演奏家や学生ら幅広い層の役に立てれば」と期待する。

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