ビュフェの版画80点紹介 長泉の美術館、9月1日まで

 フランスの画家ベルナール・ビュフェの版画作品を紹介する作品展が、長泉町東野のベルナール・ビュフェ美術館で開かれている。9月1日まで。

ビュフェの版画作品が並ぶ展示会=長泉町東野のベルナール・ビュフェ美術館
ビュフェの版画作品が並ぶ展示会=長泉町東野のベルナール・ビュフェ美術館

 「版画家 ベルナール・ビュフェ」というタイトルで企画した展示会には、銅版画の一種ドライポイントと、水と油の反発作用を利用して刷るリトグラフの技法で制作された版画作品約80点が並ぶ。縦90センチ、横145センチのドライポイントの大作「モンマルトルのサクレ=クール寺院」は刷りに使用された銅原版と一緒に展示され、来場者の目を引いている。
 担当者は「『線の画家』と呼ばれるビュフェの表現が版画にも生かされている。楽しんで制作した様子が伝わってくる作品を見てほしい」と話した。
 7月5、11、19日にはドライポイント版画を体験するワークショップも行う。各日5組まで。申し込みは同館<電055(986)1300>へ。

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