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“新様式”で屋外演奏会 イベント再開の一歩に 静岡・駿河区

(2020/5/31 08:09)
ソーシャル・ディスタンスを保ちながら屋外演奏会を楽しむ来場者=静岡市駿河区のグランシップ広場
ソーシャル・ディスタンスを保ちながら屋外演奏会を楽しむ来場者=静岡市駿河区のグランシップ広場

 静岡県文化財団などは30日、静岡市駿河区のグランシップ広場で屋外音楽演奏会「あおぞらコンサート」を開いた。新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した“新しい様式”で初めて開催し、多くの親子連れが生演奏を楽しんだ。同財団では緊急事態宣言の解除を受けてイベント活動を段階的に再開していく方針で、その第一歩になった。
 グランシップ前の芝生広場にピアノを持ち込んだ上で、集まった親子連れらが家族ごとにソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保できるように、芝生の上には2メートル間隔で円形のカーペットを敷いた。来場者には検温を実施し、マスク着用やアルコール消毒も呼び掛けた。
 奏者はフルートが島田市の大川美南さん、ピアノが吉田町の田中亜希子さんで、ともにコロナ禍での演奏会は初めて。アンパンマンのマーチやパプリカなど子どもに親しみのある軽快でリズミカルな6曲を披露した。強風で楽譜が飛ばされるハプニングもあったが、子どもたちは体を動かしたり手拍子をしたりして笑顔で楽しんだ。
 大川さんは「屋外なので楽器の扱いに気を使ったが、開放的な空間で多くの人に楽しんでもらえて良かった」と感想を語った。
 同日の演奏会は計2回開催し、約200人が来場した。同財団ではグランシップのイベントを2月末から中止していた。高木利夫専務理事は「最初は屋内よりも屋外の方が来場者に安心してもらえると考えた。これをきっかけに活動の幅を徐々に広げていきたい」としている。

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