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漫画「ぽんこつポン子」モデルの町、戸田 作者協力し観光PR

(2020/5/25 08:25)
戸田特産のタカアシガニとポン子がコラボしたイラスト(C)矢寺圭太/小学館
戸田特産のタカアシガニとポン子がコラボしたイラスト(C)矢寺圭太/小学館
漫画でも描かれている戸田港。地区各所にある“聖地”を生かしてファンの呼び込みを図っている=沼津市戸田
漫画でも描かれている戸田港。地区各所にある“聖地”を生かしてファンの呼び込みを図っている=沼津市戸田

 沼津市の戸田観光協会(川合健次会長)は、戸田地区がモデルの町を舞台にした漫画「ぽんこつポン子」とコラボレーションした観光PRに乗り出した。作者の矢寺圭太さんから提供された描き下ろしイラストを活用するなど“聖地”として認知度アップを目指す。新型コロナウイルス感染の収束後、戸田観光の起爆剤にしようと息巻いている。
 ぽんこつポン子は週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中。旧型で失敗ばかり繰り返すメイドロボット「ポン子」が田舎町でさまざまなトラブルを巻き起こすコメディー。小学館によると、単行本の第1巻が昨年7月に発売して即重版になるなど人気が高い作品という。
 矢寺さんは戸田にゆかりはないものの、海と山があり、富士山も見える景観を気に入って舞台のモデルに選んだ。町名や施設名こそ架空だが、風景は実在する戸田港や道の駅、神社、スーパーなどをほぼそのまま描いている。
 同協会が小学館を通じて観光PRの協力を依頼したところ、矢寺さんは快諾。特産のタカアシガニや深海魚などとポン子が戯れるイラストを描き下ろし、協会に提供した。矢寺さんは「地元の皆さんが反応してくれて驚いた。作品も応援してもらえればうれしい」と積極的だ。
 協会は公式ホームページの随所に、矢寺さんのイラストを掲載。聖地巡礼マップにもリンクできるようにした。タイアップした缶バッジも発売し、漫画に登場するスポットへの案内板設置も検討している。
 同協会の佐藤寿美事務局長(55)は「漫画で描かれることで、何でもない街並みも観光資源になる。新型コロナが収束したら多くのファンに訪れてもらえるよう、地域を挙げて受け入れ意識を高めていきたい」と話している。

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