静岡新聞NEWS

演劇への熱意届け SPAC、ウェブ稽古や作品配信

(2020/4/24 13:00)
会議システムを使って自宅などから稽古に参加するSPAC俳優ら
会議システムを使って自宅などから稽古に参加するSPAC俳優ら

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインでの“合同稽古”を試みている。ゴールデンウイークに静岡市で予定していた「ふじのくに せかい演劇祭」が中止となる中、ネット上での代替企画も内容が固まった。連日の稽古の様子はライブ配信し、俳優たちの演劇への熱意を発信している。
 代替企画は「くものうえ せかい演劇祭」として実施。毎年恒例の「ふじのくに-」で組まれていた国内外6作品の上演に代わり、公開可能な作品の配信などを会期限定で実施する。
 稽古しているのは、上演予定だった「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」。出演俳優12人はビデオ会議システムを使って自宅などから稽古に参加し、演出の宮城聰芸術総監督から指導や助言を受けている。
 俳優同士の接触を避けるための苦肉の策。「画面だけでは見えない部分が残る。ネット環境も参加者によってだいぶ異なる」と悩みは多い半面、「日頃は見られない舞台制作の過程に関心を持ってくれる人も少なくない」(スタッフ)という。
 動画はオフの日を除く午後0時15分に舞台に立つための基礎トレーニングの様子を、6時に稽古の模様を30分ずつ公開している。
 「くものうえ-」は25日から5月6日を会期と設定。フランス作品「愛が勝つおはなし」、SPAC代表作「アンティゴネ」を無料配信するほか、上演予定だった作品の演出家と宮城監督によるネット上の対談などを行う。詳細は公式サイトで確認できる。

静岡芸能・文化の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト