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「女改之長屋」を復元、新居関所で完成式典 4月1日から公開

(2020/3/30 08:07)
復元された女改之長屋の内部=29日午前、湖西市の新居関所
復元された女改之長屋の内部=29日午前、湖西市の新居関所

 関所建物として国内で唯一現存する湖西市の国特別史跡「新居関所」で29日、復元された「女改之長屋(おんなあらためのながや)」の完成記念式典が行われた。関係者ら約40人が内部を見学し、地域観光の見どころの一つになることを期待した。
 女改之長屋は、通行する女性を取り調べる役目の「改女(あらためおんな)」とその家族が住んだ建物。関所構内の西側に復元された。江戸時代の記録を基に当時の工法を用い、こけらぶき屋根には約4万枚の杉板や竹くぎ、土壁にはわらを混ぜて発酵させた粘土を使用。内部には説明板や出土品を展示した。設計や工事にかかった事業費は1億3500万円。
 関所ではこれまでに渡船場や大御門などの復元も順次進められてきた。
 式典で影山剛士市長は「大勢の人に来てもらい、文化と歴史の発信地になることを期待する」とあいさつ。ボランティア団体「新居宿史跡案内人の会」は、かつて地域に親しまれていた新築前の祝い唄を披露した。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関連イベントは中止し、式典のみ行った。一般公開は4月1日から。

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