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エビ水中写真、世界絶賛 伊東の川村さん、国際2大会で1、2位

(2020/3/30 08:06)
オキノスジエビを独特な構図で撮影し世界的に評価された水中写真「eyes」(川村圭吾さん提供)
オキノスジエビを独特な構図で撮影し世界的に評価された水中写真「eyes」(川村圭吾さん提供)
水中写真の国際コンテスト2大会で優勝、準優勝に輝いた川村圭吾さん=伊東市
水中写真の国際コンテスト2大会で優勝、準優勝に輝いた川村圭吾さん=伊東市

 伊東市のダイビングインストラクターで水中写真家の川村圭吾さん(49)が、水中写真の国際コンテスト2大会で優勝と準優勝に輝いた。伊東沖の海底でオキノスジエビを独特な構図で撮影した作品「eyes(アイズ)」が、国際的にも格式ある2大会で著名な水中写真家らから高い評価を得た。
 作品は昨年5月、同市富戸の伊豆海洋公園沖で撮影。一般機材での潜水限界とされる水深40メートルで、オキノスジエビ数千匹の群れの中から、青白く光る無数の目が正面を向いた瞬間を収めた。川村さんは「潮の流れがない好条件に加え、構図や光量調整がぴたりとはまった」と振り返る。
 今回は米国のウェブサイト2社が主催し、ナショナルジオグラフィック誌の水中写真を担当した第一人者デビッド・デュビレ氏も審査員を務めた大会で優勝。世界から5500点が集まった英国最大の大会では準優勝し、「被写体が1点でも困難を極める暗闇で、これだけ多くの顔とひげをくっきり映している」と絶賛された。
 川村さんによると、オキノスジエビは世界的にも珍しく被写体になることは少ないという。2年前に別の構図でアジアの大会で入賞して以降、さらに洗練させようと、エビが産卵で浅瀬に上がってくる時期を狙って潜り続けてきた。水中写真の巨匠らも認める会心の1枚に、川村さんは「世界中でどんどん新しい流行やテクニックが編み出される中、構図と光量調整、被写体の珍しさという水中写真の『王道』で、世界的に評価されたことがうれしい」と喜んだ。

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